羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く

昨日から「大雪ふるぞ!」と気象庁が脅してました・・・

朝の羽田空港は雨に煙っています・・・・

先日の大雪に懲りたのか、気象庁はさんざん「大雪降るぞ!!」と脅かしていたので、早めに家をでたので、ずいぶんと早く空港に着いてしまいました。
(もう少し寝てればよかった・・・ )

確かに「雪ですよ」と言って雨だったほうが、世間的には「よかったよかった」です。
この前の大雪のように「雨ですよ」と言って大雪だと「気象庁は何やってんじゃ!!」と怒られてしまいます。
(ただ、気象庁の言い分は、「1円返します・・・」 気象庁の今年度の年間予算が約588億円なので大体国民1人当たり1日1.5円位なのです。地震なんかも気象庁の責任範囲ですので、天気そのものの気象庁の”ハズレ”の責任は1円くらいです)
といっても、実際に1円返すわけにもいかないので、世間的に怒られないために「羹に懲りて膾を吹く」ことになっています。

数回くらいであれば、「よかったよかった」程度ですが、今回の雪の警告を受けて、JRなんかは早々と間引き運転や特急の運休を決めていますので、それなりの「減収」になります。なんども「まなすを吹く」ことをやっていると経済活動全般への影響も大きくなります。

「今の上場企業は”子供を産んで育てることができなくなった」
小生がこの会社を親の会社から独立させたときに話していた言葉です。

気象庁ではないですが、上場企業の監査法人も”羹に懲りて膾”を吹いてばっかりいます。革新的で新しい事業はそうそう簡単には軌道には乗りません。監査法人はちょっと予想とずれると「投資した分は資産から落としてください」とすぐに言ってきます。落としたものが後で成功すれば「利益計上」できますので、監査法人は文句言われませんが、ある日突然「投資の失敗で多額の特別損失」を計上すると、監査法人は責任を問われかねません。というか以前あったエンロン事件などでは大手監査法人が破たんに至っています。
ですので、監査法人も「大雪降るぞ」と言っていたほうが自分は安心なのですが、事業を行っているほうからすると「あんたらわかってないね」ということも多くあります。
安全サイドにばかり倒していると「社会としての成長」ができなくなるように思います。

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