私にとっては「ビール」です・・・

私にとっては「ビール」です。

今、某企業さまで「ビジネススクール研修」を約半年に渡って実施しています。

経営戦略基礎から始まって、財務、会計、マーケティング、組織論・・・ と続いていくのですが、組織論ではよく「アサヒビール」のケースを使用します。「大人の勉強会」なので、途中の眠気覚ましもかねて”利きビール”をやってもらいました。

(アサヒビールのケースで、「アサヒは”スーパードライ”で”コクがあってキレがある”ビールを初めて作りました”となっているのですが、本当に一般消費者はそんな味や感覚が分かるのかを実地検証してもらう」ためにやってます。
使ったのは”サントリープレミアムモルツ”、”アサヒスーパードライ”、”キリン淡麗グリーンラベル”、”サッポロ麦とホップ”・・、プレミアムビール、普通のビール、発泡酒、第3のビール(その他雑酒)を代表選手として使いました。
結果ですが・・・・4チームあって、1チームは惨憺たるもので「全部はずれ」(つまりはアルコール分が入っていれば値段は関係ない?!)

残りの3チームは全く同じ結果で、プレミアムモルツと淡麗グリーンラベルは当りましたが、スーパードライと麦とホップは逆さになっていました。

4つあったからかも知れませんが、結局はそんなに”味”や”コクとキレ”など分かる人のほうが少ない(と言うか、小生もそうですが、”とりあえずビール”であれば十分で、ブランドや種類にこだわっても、イメージで”味が違う”と思っているだけで、結局は差は分かっていない) のでしょう・・・
小生が犯人ではなく、昔話の時効なのですが、日立に入社して研修を受けているときの寮で、小生の同期が田舎から出てきた人に; 

レミーマルタンのボトルにサントリーレッドを入れて、「レミーがあまったからあげる」と、その人に渡したところ、ボトルをかかえて「やっぱりレミーは違うぜ!」

と飲んでいたのを覚えています。

マーケティングの理論では「人間は、価値の判断が出来ないものがあった場合、単純に価格の高いものが価値の高いものだと思い込む」傾向があります。

私たちも、価格やイメージに騙されないようにしたいと思います。

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