経営戦略コンサルティング 全体最適を考える
当社では、各顧客企業の「実情に合った」コンサルティングを心がけています。
1.課題発見(ビジネスのボトルネックの発見)
お客様の事業プロセスを分析し、「どこに事業のボトルネックがあるか?
またボトルネックの優先順位はどのようになっているか?」を発見します。
2.課題解決案のご提示(プラクティカルな課題解決案)
お客様の事業プロセスの課題を解決するに当たって、実行可能な課題解決案のご提示をいたします。
「理想的な課題解決策」をご提示することは意外と簡単なものです。 またこのような解決策は非常に耳障りがよく、経営陣の方々はその理想論に乗ってしまいがちなものです。しかし現場サイドからの視点では、理想論は簡単に実行できるものではなく、そのため、コンサルタントが言ったことが実行できず、コンサルティング料が無駄になっている例が多数見受けられます。
当社では、現場の視点からの課題解決策を心がけており、場合によっては「手作業で行うこと」など、一見して逆行することもご提案することもあります。しかし、コンピュータを使いこなせないのであれば、あえて難しいことをするよりも、手作業での効率化を突き詰めることのほうが効果がある場合もあります。
このように、当社としては、お客様の環境にあった課題解決案のご提案を心がけています。
3.意識共有のためのプレゼンテーション
(プロジェクトマネジメントとしての成果物の定義と責任の明確化)
実行可能な課題解決策が出てきても、それを関係する人々に理解をしてもらわなければ、単なる「絵に描いた餅」でしかありません。
当社の考える「プレゼンテーション」とは;
- 課題解決のための「プロジェクト」に関わる人たちに問題点及び解決策を理解してもらい、
- 「何をなすべきか」(成果物として何を作るべきなのか?)、
- 「誰がやるべきか」(責任を持ってその成果物を期限どおりに納めるべき人はだれなのか?)
を明確にして、「プロジェクト」として参加者全員が同じ意識のもとに行動するべきことを理解してもらうことであると考えています。
4.実行力(稼動責任の明確化と環境変化に対応したアドバイス)
欧米の有力なIT企業では3ヵ年計画以上は立てないと言われています。 場合によっては1年以上のものを「長期計画」と言う場合もあります。 このように、世の中の変化は想像を超えたスピードで進んでいます。
そのため、一旦立てた計画(プロジェクト)も日々状況が変化し、やるべきことが変ってきてしまっている可能性もあります。 一旦立てたプロジェクトを進めてゆくことに理由がなくなってしまうことすらあります。
当社では、このような変化に対応してゆくため、また一般的に言われている「言いっぱなし、実行はお客様、コンサルタントは知りません」というコンサルティングではなく、「実際に稼動すること」まで見届けるコンサルティングを心がけています。これは、当社がSI(システムインテグレータ)からスタートしているコンサルティング会社であるからです。以前から「優秀なシステムエンジニアは経験の浅い戦略コンサルタントよりも能力が上であるが、料金はコンサルタントのほうが高い」ことに疑問を感じていました。またSI会社はたとえ身銭を切ってでもお客様から依頼されたシステムを最後まで稼動させる義務感を持っています。
当社では、お客様のビジネスプロセスの改善を見届けるまでが仕事と考えております。
5.自己価値創造能力の育成
コンサルタント会社に頼んでよくなる会社は、実はコンサルタントを必要としていない・・・・・
実際にコンサルティングをしているとよく出くわす言葉です。 上記にもあるように世の中は常に変化しています。 コンサルタントが言った言葉は、その日は正しかったかも知れませんが、翌日には「ウソ」になっている場合すらあります。
当社の考えるコンサルティングの最終形は「お客様自身が変化に追随して、自分から変化できるようになること」だと考えています。
逆説的な言い方ですが、このように「自分から変化できる会社」・「コンサルタントが要らない会社」になることができれば戦略コンサルティングを受ける意味が出てきます。
当社では、このようなステップにしたがって、お客様とともに成長して行くように心がけています。